コレクション: IVY PREPSTER

2011FALLシーズンからスタートしたブランドで、本社は多くのプレップスクールやアイビーリーグも籍を置くマサチューセッツ州。（ブランドロゴの下にMassとあるのはその為です。） そして、デザイナーは主にNYを創作活動の拠点としています。 家業はNY州北部の町で５０年以上続く紳士服店という環境に育ったデザイナー。 ニューヨークの名門FITを卒業後、NYCでセーターのデザイナーとしてキャリアを積みました。そんな彼がデザインするIVY PREPSTERのニットタイもセーターにインスパイアされた柄、編みが特徴としてみられます。彼自身が60-70年代のビンテージコレクターということもあり、その時代のアメリカや、当時のスタイルはブランドがいつも意識している時代背景です。伝説の写真集「TAKE IVY」ももちろん彼の創作活動に大きな影響を与えました。 コンセプトは、ニット・タイの過去／現在／未来をデザインに反映することにより、古き良きアメリカン・プレッピースタイルをモダンに再現すること。そして、ネクタイというアイテム自体をメンズのワードローブに復活させたいという彼の思いが込められています。そんなIVY PREPSTERのニットタイはスーツをカジュアルダウンしたり、チノやデニムをドレスアップしたりといったコーディネートを可能にし、ネクタイをより身近なものとして復活させました。 素材はコットン１００％で、肩の凝らないカジュアルな仕上がり。適度にボディ感があるので締めたときにシルエットがキープされ、形が崩れてしまうことがありません。 また、糸からこだわりの素材セレクトにより実現した、つやのあるスリークな素材感がドレスアップ＆ダウンどちらのシーンにも相応しいものになっています。ニットでポイントボトムのネクタイをここまで美しく作れるのは、全てのネクタイが手作業で仕上げられていることによります。 SS'15で８シーズン目となるブランドは、ニットタイを中心として、同じ規模のコレクション展開となったMade in NYの織物タイやボウタイ、ポケットスクエアやタイバー、他ブランドとのコラボ品などシーズン毎にアイテムも増え、ライフスタイルブランドとして成長し続けています。